サービスを管理する
「
iCal
」パネルを使用して、
iCal
カレンダーサービスを有効または無効にしたり、添付ファイルのサイ
ズや各ユーザのカレンダーデータの合計を制限したりします。
各ユーザのカレンダーが使
用できるサーバ上のディスク
領域を制限します
添付ファイルを含めた、イベント、
To Do
項目、その他のカレンダー
オブジェクトの最大サイズを設定
します
「
iCal
サーバユーティリティ」(「
/
アプリケーション
/
サーバ
/
」にあります)を使用して、
「
iCal
サーバ」
で管理されている共有カレンダーで会議を計画するときに、ユーザが予約できる場所およびリソースを
作成、編集、または削除します。場所は、特定のユーザに関連付けられていない部屋や建物などです。
リソースは、プリンタ、スキャナ、プロジェクタなどの共有備品です。詳しくは、
「
iCal
サーバユーティリティ」
を開いて、「ヘルプ」メニューを使用してください。
iCal
サービスについて
Mac OS X Server
のカレンダーサービスである「
iCal
サーバ」を使用すると、ワークグループ、小規
模企業、大規模な組織でのカレンダーの共有、会議の予約、イベントの予定が容易になります。社員は、
互いのスケジュールの確認、会議の提案または受諾、会議室の予約、プロジェクタの使用予約などを
すばやく簡単に実行できます。「
iCal
サーバ」で、会議の議題や
To Do
項目と共に参加依頼が送信され、
その返信が集計されます。
129
第
9
章
サービスをカスタマイズする
Mac OS X v10.6 Snow Leopard
を搭載したコンピュータでは、
「
iCal
サーバ」を使用するように「
iCal
」
アプリケーションを自動設定することができます。
103
ページの「ユーザの
Mac
を自動的に設定する」
を参照してください。イベントの計画、ほかのユーザの参加依頼、参加依頼の受信と返信などについ
て詳しくは、「
iCal
」を開いて、「ヘルプ」メニューを参照してください。
「
iCal
サーバ」は、
iPhone
の「カレンダー」、
Snow Leopard Server Wiki
の
Web
カレンダー、
および標準
CalDAV
プロトコルをサポートするその他の一般的なカレンダーアプリケーションにも対応
しています。
111
ページの「ユーザのコンピュータを手動で設定する」を参照してください。
インターネット上の「
iCal
サーバ」にアクセスできるようにするときに、ケーブル・ルーター、
DSL
ルーター
などのネットワークルーターがある場合は、そのルーターのポート転送(ポートマッピング)を「
iCal
サー
バ」用に構成する必要があります。詳しくは、
34
ページの「小規模なネットワークを保護する」を参
照してください。
ローカルネットワーク外部にある「
iCal
サーバ」にアクセスできるようにする場合で、ローカルネットワー
クに独立したファイアウォールがある場合は、「
iCal
サーバ」が使用するポートを開放するようにファイ
アウォール管理者に依頼してください。ポートのリストについては、
175
ページの「サービスとポート」
を参照してください。
130
第
9
章
サービスをカスタマイズする
iChat